30年の歴史を誇り「日本一のショートケーキ」と称されるフレンチパウンドハウスの大和郷(巣鴨)本店。 創業当時と変わらぬ店構えで、近年に作られた”ビンテージ風”とは一線を画す、決して小手先の細工だけでは演出できない本物のクラシカルで味のある外観でした。 個人的にも大好きな雰囲気でしたが、今回は清潔感を取り戻すため、思い切って外装を大体的にリニューアルすることになりました。
せっかくのクラシカルな雰囲気はなるべく残したいので、外壁の本レンガの風合いはそのまま利用する事とし、清潔感を演出するため外壁全体をオフホワイトで塗装することにしました。 同系色でまとめられていた以前の”茶色いレンガに茶色い入口扉”から、白いレンガにショップのイメージカラーでもあるブルーの入口扉にすることで「入口はコチラです!」と主張するかのようなコントラストをはっきりさせたメリハリのあるファサードになりました。 また、新たにデザイン・制作した入口上部のロートアイアン製のサイン(ロゴ看板)とキャノピー(庇)を取り付ける事でお洒落感も演出できたと思います。
両横に併設するテラス席の上部に設置した可動テントも、差し色としてブルーにする事で全体的に締まりのある雰囲気になったと思います。 また、以前は部分的でランダムに配置されていた外部の照明も、雰囲気のある海外品に交換するとともに増設し、ファサード全体を均等にライティングするよう変更した事で視認性も高めました。
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